• 「自身を折り紙のように折り、そして自走する」ロボットが開発される

    

    「自身を折り紙のように折り、そして自走する」ロボットが開発される

    phoot by nature

    折り紙と言えば日本古来の伝統の遊びです。

    紙を折るだけで様々な形に姿を変え、作り手も見る者も楽しませます。

    アメリカで、これに触発された研究者が「自分自身を折って自走するロボット」を制作、その折りたたむ過程を動画で公開しています。



    Origami robot folds itself in 4 minutes
    http://www.nature.com/news/origami-robot-folds-itself-in-4-minutes-1.15687



    このロボットが折りたたまれるのには人間の介入は一切必要ありません。

    このロボットに使われているシートは加熱すると変形する、特殊なシートを用いられています。

    また、折りたたむことが出来るようにシートには切り込みが入れてあります。

    シートに付けられているモーターが動くことで特定のシートを加熱、自動的に折りたたまれます。

    この折りたたみ作業には4分かかり、完成した際には動くことが可能です。


    2014-08-09-2
    photo by Origami48616


    イギリスのシェフィールドハラム大学でオートメーションとロボティクス研究センターを率いている技術者のJacques Pendersは「自己折りたたみ式のロボットは興味深いです。」と語り、これらの技術を活用することで、倒壊したビルや危険な場所などロボットの活動が必要となる時に有効活用出来ると話しています。

    動画のロボットはプロトタイプなため、やや動きがにぶいため、このようなロボットのコントロールを克服することが主なハードルになります。

    ケンブリッジのマサチューセッツ工科大学のコンピュータ科学と人工知能研究所、および論文の共著者のディレクターであるDaniela Rus氏のチーム手法を用いることで、これらロボットを大量生産が出来るかもしれません。

    単純で生産しやすいようにすることで手軽にロボットを制作可能になります。

    彼女は「ロボットへのアクセスを民主化する」ことが目標で、「最終的には、高速かつ安価なロボットを制作することです。」と語っています。

    彼らは制作までに11000ドルを費やしましたが、今のデザインを用いることで構造に20ドル、モーターやバッテリーに80ドルの計100ドルで生産することが可能になると計算しています。


    2014-08-09-3
    photo by brett jordan


    しかし研究者は、これら技術を開発する予定はありません。

    Daniela Rus氏によると、「目的はアイデアの実現可能性を実証することであった。」と述べており、共著者であるハーバード大学の機械技師の研究者Sam Felton氏は「彼らは必ずしも実用的な問題を取り扱うのではなく、困難な目標と面白い問題を扱いたいと考えています。」と語りました。

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