• 「カメラが捉えた九死に一生」訓練生がスカイダイビング中に突然発作を起こし、身動きが取れない状態に

    

    「カメラが捉えた九死に一生」訓練生がスカイダイビング中に突然発作を起こし、身動きが取れない状態に

    スカイダイビングは高度が闘いところから飛び降りるという非常にスリリングな体験が出来るスカイスポーツの一種です。

    スカイスポーツにおける国際組織、国際航空連盟(Fédération Aéronautique Internationale - FAI)はスカイダイビングをパラシューティング(parachuting)とも呼んでいます。

    スリリングな経験が出来るということは、言ってみるとそれには「」が含まれていることを意味しており、何かあれば命の保障は出来ません。

    オーストラリアにて昨年行われたスカイダイビングのトレーニングプログラムの最中、訓練生がダイビング中に突然てんかんの発作を起こして身動きが取れなくなるという事故がありました。

    その恐怖の瞬間は頭部のカメラが捉えており、映像はその後Youtubeにてアップロードされています。



    Skydiver rescue: Dramatic video shows moment man suffered seizure during freefall over Pinjarra in WA
    http://www.abc.net.au/news/2015-03-02/skydiver-saved-after-passing-out-during-dive/6273694

    GUY HAS SEIZURE WHILE SKYDIVING
    https://www.youtube.com/watch?v=55QUQHm2B5A



    恐怖のスカイダイビング


    2015-03-03-1

    事故発生日は昨年11月14日。

    事故に遭ったChristopher Jones氏(22)は、オーストラリアのスカイダイビング学校WA Skydiving Academyが行っている高度12000ft(約3.6km)スカイダイビングの訓練を行っていました。

    Jones氏はこれまでの訓練では完璧な行いであり「事故発生前までは問題なかった。」とWA Skydiving AcademyのチーフインストラクターRobin O'Neill氏は考えていました。

    しかし事故当日に行った訓練では一変。

    高度9000ft(約2.7km)付近でJones氏はいきなり発作を起こし、パラシュートを引くことが出来ない状態になります。


    九死に一生


    2015-03-03-2

    突然のJones氏の異変にO'Neill氏も気付き、すぐに救助を行おうとします。

    しかし、一度目はキャッチに失敗し、Jones氏は更に下へ落ちてしまいます。

    2015-03-03-3

    けれども、O'Neill氏は体制を整えてJones氏に追い付くと、見事に彼の身体をキャッチし、パラシュートを起動させます。

    この時の高度は4000ft(約1.2km)で、発作時から5000ft(約1.5km)も降下していました。

    2015-03-03-4

    「途中でブラックアウトした後、約3000ftでパラシュートが開いた状態で気が付いたのを覚えています。」

    Jones氏はそう話し、3000ft(約900m)付近で発作が収まったことから自力でパラシュートを操作して無事着地しています。

    その後、救急車は呼ばれませんでしたが、彼は駆けつけた母と共にすぐに帰宅しています。

    なお、彼らが装着しているパラシュートにはAADSと呼ばれる安全装置が付いており、もしもの時には自動でパラシュートが開く仕組みとなっていたそうです。


    彼の病気は改善したはずだった


    Jones氏がてんかんを持っているということについて、同校は入校前にてんかんなどの病気についてのアンケートを取っており、問題は無かったと述べています。

    更にO'Neill氏によると、Jones氏の治療を行った医師から「スカイダイビングに問題はない。」との手紙を受け取っており、これまでの訓練でも発作が起きたことはありませんでした。

    Jones氏も「これまでの4年で一度も発作が起きたことはなかった。」と述べており、まさかこんな時に発作が起きるなんて思ってもみなかったでしょう。

    彼は本来パイロットを志望していましたが、てんかんが原因で認められず、てんかんが改善した後はスカイダイビングに挑戦するも、今回の件が原因で今後スカイダイビングは行えなくなるようです。


    てんかんがあればスカイダイビングは行うべきでない


    西オーストラリアてんかん協会(Epilepsy Association of Western Australia)の最高責任者Suresh Rajan氏は「車の運転は12ヶ月発作が無い時に認められるが、スカイダイビングは例え改善されていても許可を出すべきではない。」と述べています。

    Rajan氏によると「ストレスの多い状況がきっかけとなるが、発作は予測出来ない。」とも話しており、スカイダイビングのようにストレスが多い行為は発作を誘発する可能性があるため、お勧めは出来ないようです。

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