マクドナルドで「提供された熱いお茶をこぼして大火傷」 酷い火傷を負った女性が訴訟を検討
2014/12/28 - 8:00

世界的に店舗を展開しているファストフード店のマクドナルドは、店舗が多いだけあってトラブルの発生も多くなっています。
マクドナルドに関連する事件で有名なものは、アメリカで発生したマクドナルド・コーヒー事件や、肥満はマクドナルドのせいと訴訟したものなどがありますが、今回はイギリス国内にて訴訟沙汰が発生しています。
以下のリンク先にはグロテスクな画像(火傷)が含まれています。
Mum threatens to sue McDonald's after suffering painful burns from spilled tea
http://www.mirror.co.uk/news/uk-news/mum-threatens-sue-mcdonalds-after-4875937

今回マクドナルドへの訴訟を検討しているのは、イギリスにてテレマーケティングの業務を行っているJoanna Audoire氏(44)。
彼女の主張によると、テイクアウトしたお茶のカップの蓋が正しく閉まっていなかったことで大火傷を負い、その責任を取ってもらうためにマクドナルドを訴えると話しています。

photo by Matt McGee
事件の当日、彼女はショッピングの後に彼女の車の中で食事を楽しむため、マクドナルドにて朝食とコーラ、そしてホットのお茶を購入しました。
その後、彼女は車内でお茶を飲もうとするのですが、お茶のカップの蓋が正しく閉まっていなかったために彼女の膝に熱湯のお茶が降りかかります。
「私は車を飛び出し、周りを飛び跳ねた。この時は現在のような症状はありませんでした。」と彼女は語ります。
しかし、彼女は確認のためにトイレで自身のズボンを脱いだところ、火傷の影響が大きいせいで皮膚が大きく剥離してしまい、しばらくして巨大な泡のような水ぶくれが発生。
火傷による損傷が酷い有り様だったため、Audoire氏は病院で診察してもらうのですが、痛みのために1週間以上仕事を休まなければなりませんでした。

photo by Paul Swansen
「私は被った傷害や外傷のための法的措置を真剣に検討しています。」
Audoire氏はマクドナルドを訴訟する方針を変えることは考えておらず、「子供が火傷を負ったらどうするつもりだったのか。」と話しています。
この事についてマクドナルドの広報担当者は「Audoireさんが私達の店を訪れたことがきっかけで、怪我を負ってしまったのを聞いて残念に思います。」と述べていますが、「お客様や従業員の安全と福祉が最優先であり、当店の従業員のすべては安全な方法でホットドリンクを提供するために訓練されています。」とも答えており、今後はこの事件に関して調査を始めるとのことです。
今回の騒動はマクドナルド・コーヒー事件とほぼ同じであり、同事件では被害者に日本円でおよそ3億円もの大金が和解金として支払われたことから、今後の展開が一体どうなってしまうのか非常に気になります。
eyecatch by MIKI Yoshihito
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