• 父親の喫煙は生まれてくる子供を「喘息」にする可能性

    

    父親の喫煙は生まれてくる子供を「喘息」にする可能性

    photo by Erfi Anugrah

    欧米ではタバコの禁煙化活動が大きく普及しており、通常のタバコよりも安全だとされている電子タバコも規制すべきであると心臓協会は話していますが、新たな研究によると、通常のタバコを喫煙することで新生児が喘息を持って生まれてくる可能性があると話しています。

    更に、これは数ヶ月前に禁煙していたとしても、喫煙していた時と同じ状況になるというのです。



    Men who smoke could give their unborn baby asthma - even if they've quit several YEARS before the birth
    http://www.dailymail.co.uk/health/article-2747833/Men-smoke-unborn-baby-asthma-ve-quit-years-birth.html


    暴飲暴食喫煙によってもたらされる健康被害は次の世代に引き継がれると考えられており、オーストラリアの学者によれば、「子育ては胎児の前から始まっている。」と話しています。

    ドイツのミュンヘンで行われた欧州呼吸器学会(ERS - European Respiratory Society)の国際会議の研究報告では、受胎前の父親の喫煙による喘息の関連を発表しています。

    研究ではおよそ13000人以上の男女の喫煙習慣を研究しており、その結果父親の影響が最も大きいことが判明しています。

    なお、父親が15歳以前に喫煙していた場合はそのリスクが更に上昇してしまうことも明らかになっています。


    2014-09-09-2
    photo by Martin Garrido


    遺伝子の継承はエピジェネティクスと言われており、我々が日常生活で行う些細なことでも子供には遺伝子レベルで継承されます。

    科学者達は子供に環境の適応をさせるために、エピジェネティクスは変更(進化)されると考えられています。

    もし両親が少食であった場合には子供にもその遺伝子が受け継がれ、生まれてきた子供も少量の食事でも耐えることが可能となります。

    逆に両親が大食であったならば、生まれてきた子供も大食家になってしまう場合も考えられます。


    2014-09-09-3
    photo by Bev Sykes


    精子と卵子が大きく影響を受けはじめる期間は受胎の3ヶ月前ほどだと言われており、その時期の両親の行動によって子供の遺伝子に大きな影響をもたらします。

    「彼らのライフスタイルが自分の将来の子供たちにどのような影響を与えるかについての男性にも警告するべきである。」

    ノルウェー大学の研究立案者Cecile Svanes博士は、子供の影響は女性の行動だけでなく、男性にもあると指摘しています。

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