• 肥満はガンのリスクを上昇させてしまう

    

    肥満はガンのリスクを上昇させてしまう

    photo by Tony Alter

    肥満は人体に害を及ぼすと昔から言われています。

    例えば、体脂肪によって健全な呼吸が妨げられた結果、睡眠時無呼吸症候群を発症してしまったり、肥満細胞が多すぎることで血中の酸素やエネルギーを過剰供給してしまうことで高血圧や心臓病の原因となります。

    現在世界では3人に1人が肥満傾向にあると言われており、肥満大国のアメリカは人口の3分の1が肥満状態です。

    そのため、欧米では肥満防止のための啓発を数多く発信しています。

    多くの病気の原因の元となる肥満ですが、最近の研究では肥満によってあらゆるガンのリスクを上昇させてしまうことが判明しています。



    New study links obesity to higher risk of developing common cancers
    http://www.techtimes.com/articles/13011/20140815/new-study-links-obesity-to-higher-risk-of-developing-common-cancers.htm


    ロンドンの衛生熱帯医学学校の研究者は、肥満の影響は英国内で12000人以上のガンの症例に繋がると考えており、肥満である場合は60%程の確率で他の疾病にも繋がると指摘しています。

    研究者は英国の500万人のデータを調べた結果、およそ17万人がガンを発症しており、更に調べた結果、22種類のガンの内、17種類と肥満指数を表すボディマスインデックス(BMI)が関連性があると結論付けられました。


    2014-08-17-2
    photo by Tony Alter


    今回の研究者の一人、Krishnan Bhaskaran博士は「肥満は糖尿病や心臓病を引き起こす可能性があることは世界中に知られています。しかし、研究によれば肥満によってBMIが上昇すると、いくつかのガンの発症原因にもなります。」と話しています。

    彼らによると、他にも肥満は乳ガンや白血病など、種類が異なる10種類のガンに関連があると述べています。

    実際に子宮ガンの患者の内、41%は太り過ぎていると言われています。

    また、胆嚢、肝臓、腎臓および結腸癌の場合約10パーセントは、肥満と関連性があります。


    2014-08-17-3
    photo by Sandra Cohen-Rose and Colin Rose


    研究者は、健康的な体重が癌のリスクを低下させることを示唆しています。

    人はバランスの取れた食事と定期的な運動体制を採用することで、健康的な体重を持つことができます。

    ただし、痩せる食品は科学的にも効果はないため、運動のみで痩せるべきであると研究者は語っています。

    肥満は万病の元と確実になり得るため、早期に肥満を解消していくべきでしょう。

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