• 「エボラウィルス」とは一体何か

    

    「エボラウィルス」とは一体何か

    photo by European Commission DG ECHO

    以前、アメリカ人がエボラウィルスに感染という記事を公開しましたが、エボラウィルスは現在も猛威を振るっており、地方によってはパンデミック状態とも言えるほどです。

    しかし、エボラウィルスとは一体何なのでしょうか?



    エボラウィルスはHIVと同じく、比較的最近になって登場しています。

    エボラウィルスは1976年にスーダンやコンゴで発生しはじめ、凶悪な能力を持っていることから注目を浴び始めました。

    このウィルスは熱帯医学研究所のベルギーの医師によって発見されます。

    当時、コンゴにて謎の恐ろしい症状に出会っていましたが、科学者達はこれがウィルスの仕業であると気づくのは簡単でした。

    顕微鏡で見たところ、巨大なワームのような外見をしており、寄生マラリアではなくエボラと名を付けられますが、すぐにエボラ出血熱と名前を改正させられます。

    このウィルスに感染した場合、嘔吐から始まり粘膜の変異、皮膚の剥離に異常な腫れが引き起こされ、最終的には死に至ります。


    2014-08-03-3
    photo by NIAID


    エボラウィルスはHIVと同じく、RNAウィルスに該当しています。

    しかし、更に細かく分けた場合は、エボラウィルスはフィロウィルスに該当し、HIVはレトロウィルスに該当します。

    エボラウィルスは基本的に細胞内へ入り込み、自身の分身を多く作り出します。そしてしばらくすると、それらコピーは細胞から去り、猛烈な傷跡を残していくのです。


    エボラウィルスの出現後、数十年はアフリカにてよく発症が報告されています。

    発症原因は霊長類やコウモリとの接触であると言われており、コウモリの場合はウィルスの影響を受けることがありません。

    結果、病原体を何の兆候もなく運び出してしまいます。


    エボラウィルスはその残虐性から、世界中の多くの人々に注意を与えることになりました。

    が、一つ問題があります。それは、アフリカ大陸での問題です。

    そこでは貧弱なインフラに加え、教育が十分ではないために感染を広げてしまう可能性があり、これが原因で世界に影響を与えかねない最初の要素になってしまう可能性があるため、大きな心配事となっています。


    2014-08-04-1
    photo by European Commission DG ECHO


    現実には、私達はエボラウィルスに対してそこまで心配することはありません。

    確かに治療法はありませんが、空気感染は無い以上、迅速に感染者を隔離し、衛生上のルールを守ることで感染率は低下します。

    また、レストン型のエボラウィルスであれば、人への感染率は低いとされています。

    しかし万一、栄養上の健康に異常がある場合は、致命的なダメージを負ってしまう可能性があります。


    最初の感染以来、脅威の威力を発揮してきたエボラウィルスですが、近年ではその勢いによる死亡者の割合は低減しています。

    しかし、エボラウィルスの研究の進歩には時間がとてもかかっています。

    何故なら、その危険性からエボラウィルスの研究は、世界でもトップレベルの生物災害研究所でしか研究が認められていないためです。


    今回のケースではマスクや防護服を装着している医療従事者が多数感染するなど、危険な状態が続いています。

    未だ収束へ向かっておらず、万が一世界中に大発生するおそれも考えられます。

    国際機関やアフリカの状態によっては非常に影響を受けやすいウィルスであるため、常に注意は必要とされています。


    ・関連リンク

    Everything you need to know about Ebola(geek)
    http://www.geek.com/science/everything-you-need-to-know-about-ebola-1600880/

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