• 極限まで熱や冷気に耐えることが出来る「5匹の生物」

    

    極限まで熱や冷気に耐えることが出来る「5匹の生物」

    photo by Neal Fowler

    この地球上には恒温動物変温動物が存在しています。

    恒温動物は、自らを一定に温度に保つことで、ある程度は上下のある温度差でも活動出来る動物です。

    これは、哺乳類や鳥類にあたり、我々人類はこの恒温動物に該当します。

    変温動物とは、外気の温度によって自らの温度も変化する動物であり、魚や昆虫、爬虫類がそれにあたります。


    今回、その変温動物の中でも、特に極端な温度でも生き延びることが出来る「5匹の生物」を紹介します。



    アメリカアカガエル


    http://media-pickup.com/wp-content/uploads/2014/08/2014-08-02-18.jpg
    photo by wikipedia

    研究者によると、アラスカのアメリカアカガエル(Wood Frog)は数ヶ月間、-16度の環境下にいても生き延びることが出来たと発表しています。

    アメリカアカガエルは水分の損失を防ぐためにグルコースと砂糖で自らを覆って身を守ります。

    しかし、この水分保持の能力は冷凍からの保護にも有用であることが判明、冬眠明けのカエルはその糖分のカバーが解凍液となって機能します。

    多くの脊椎動物は極度の低温に耐えることが出来ませんが、このアメリカアカガエルはその中で最も寒さに強い生物であることがよくわかります。



    レッドフラットバークビートル


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    photo by wikipedia

    このレッドフラットバークビートル(Red Flat Burk Beetle)は、キクイムシの一種で、北極圏からノースカロライナ州にかけて多くの生息地を有しています。

    レッドフラットバークビートルは、凍結を避けるために驚愕の能力を保持しており、成虫で-58度、幼虫に至っては-100度まで耐えることが可能です。

    この昆虫は不凍タンパク質および糖分を含んだアルコールを蓄積します。

    そして、自らを脱水状態にしておくことでそれらの濃度を高めて凍結状態を防止しています。

    これらを組み合わせることで、超低温でも生き延びることが可能となっています。


    ポンペイワーム


    http://media-pickup.com/wp-content/uploads/2014/08/2014-08-02-20.jpg
    photo by wikipdia

    ポンペイワーム(Pompeii worm)80度の高熱に耐えることが出来る生物です。

    この生物は沸騰するような水を噴出する熱水噴出孔によって繁栄しました。

    科学者達によるとその付近のバクテリアが影響し、そのような灼熱のような温度でも生存が出来るのだろうと考えられています。

    そのバクテリアは噴出孔から大量に生み出されており、海底に混じった重金属からワームを守っています。


    サハラ砂漠アリ


    http://media-pickup.com/wp-content/uploads/2014/08/2014-08-02-21.jpg
    photo by wikipedia

    ポンペイワームは海でもっとも熱に強い生物ですが、サハラ砂漠アリ(Sahara Desert ant)は陸でもっとも熱に強い生物かもしれません。

    サハラ砂漠アリは熱に対して非常にタフで、50度の熱でも生き延びることが可能です。

    気温より10度熱くなると言われている砂漠の砂ですが、彼らはその長い足でその砂から体を守ります。

    しかし、気温が45度を超えると、守る側から狩る側へと変貌します。

    照りつける太陽の高温に耐えることが出来なかった食料(他の昆虫)を探し始めるのです。


    緩歩動物


    http://media-pickup.com/wp-content/uploads/2014/08/2014-08-02-22.jpg
    photo by wikipedia

    緩歩動物(Tardigrade)は50マイクロメートルから1.7ミリメートルの小さい動物です。

    4対8脚でずんぐりむっくり歩くことから、ウォーターベアー(water bear)とも呼ばれています。

    しかしこの緩歩動物は、先ほど紹介した4匹の生物とは比べ物にならないくらいの耐久性を保持しています。

    低温では-273度でも生き延びることが可能であり、高温では150度でも生存が可能です。

    2007年にスウェーデンの研究者K. Ingemar Jönsson氏によると、恐ろしいことにこの生物は真空状態に宇宙線が飛び交う宇宙空間でも生存が可能だったことが明らかになっています。

    このことから、この生物は天文学的なレベルの耐性能力を保持しています。


    ・関連リンク

    5 Animals That Can Take the Extreme Heat—and Cold(natinalgeographic)
    http://newswatch.nationalgeographic.com/2014/07/30/animals-science-extreme-temperatures-frozen-alaska-wood-frog/

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