まるでジョーズを彷彿! ホオジロザメを間近で捉えた、信じられない程の凄まじい写真

1975年、あの有名なスティーブン・スピルバーグによって制作された映画のジョーズには、巨大な殺人ホオジロザメが登場し、多くの人々にサメの恐怖を植え付けることに成功しています。
獰猛で巨大なあの姿は見ているだけでも身震いがしそうなものですが、あれから数十年、まるであのホオジロザメを彷彿させるような凄まじい一枚の写真が公開され、大反響となっています。
Say cheese! Schoolteacher captures amazing up-close photo of great white shark while cage diving in South Africa
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2786070/Say-cheese-Schoolteacher-captures-amazing-close-photo-great-white-shark-cage-diving-South-Africa.html
Capturing a Great White Shark with a GoPro
http://lightbox.time.com/2014/10/06/gopro-great-white-shark/#1

Amanda Brewer氏、グロスター郡で美術の教師として働く25歳の彼女は、サメの研究団体White Shark Africaにて、科学的なデータ収集のためにボランティアとして世界中を旅していました。
ある日、南アフリカのシール島にてカメラマンと共に、檻に入ってダイビングを楽しむという、ケージダイビングを行っている時にそれは発生します。
ケージには餌として二匹の魚の頭を設置していたのですが、突如として巨大なホオジロザメがその餌に釣られて現れたのです。しかし、命知らずのBrewer先生は最新式の撮影器具であるGoProを使用して写真を撮り始めます。
彼女はこれにより、まるで映画のワンシーンのような、凄まじくも素晴らしい奇跡の一枚を撮影することに成功したのです。
Photo of the Day! Amazing image from Amanda Brewer who is working to promote shark conservation in South Africa. pic.twitter.com/xt368fyaOg
— GoPro® (@GoPro) 2014, 10月 5
Brewer氏は、この運命的な瞬間について「私も少しも恐くありませんでした」と話しており、「彼らは美しく優雅であり、彼らがどのような知能を持っているのか見ることができます。」と語っていました。
なお、彼女はGoProの連写モードで当時30枚程撮影しており、一枚のみがあの素晴らしい写真だったようです。また、このカメラでは魚眼レンズを使用しているため、およそ1メートル程、サメが近くに引き寄せられているようにも見えるようになっています。
ただ、Brewer氏がサメをおびき寄せるためだけに餌を利用していることや、サメが檻に激突しないような安全設計が取られているのかと、一部の人々は彼女を批判しています。
しかし安全設計に関して、サメ愛好家の人々によると、サメが檻から離れてとどまることができるように配慮をしているために問題無いとの証言をしているとのことです。
Brewer氏は「私は今まで、このような経験をすることを待っていました。」と話しており、今回撮影した写真はインターネットを通じて大規模に拡散される結果となっています。
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